不眠に関する本を読みました

暑い日、涼しい日が交互に来ておりますが、快適な睡眠がとれていますでしょうか。三島和夫著『不眠の悩みを解消する本』を読みました。この本の中で、西洋医学からみた不眠についてゆさしく解説されています。

 

眠りのメカニズム 眠るための心の準備

眠りにつく前には、「眠気」を感じます。この眠気とは、体が欲している「眠りたい」というサインで、鯨飲となるのは、起きている間にたまった疲労です。(中略)

私たちが眠りにつく前に、体内では眠るための準備が進んでいきます。まず、眠る1~2時間ほど前から「メラトミン」というホルモンが分泌されます。これは、眠気を誘って眠気を保ち続ける働きを持ったホルモンです。

この眠るための準備の前に、最も目がさえて覚醒力が強まる時間帯があります。この時間帯にいくら眠ろうとしても眠れないために「入眠禁止ゾーン」と呼びます。

覚醒力は、ふだんの就寝時刻の1~2時間前に急速に弱まります。その結果、私たちは、睡眠欲求に負けて眠りに入ります。逆にふだんの就寝時刻の2~4時間前、夜11時に寝ている方なら夜7~9時にかけての時間帯は覚醒力がもっとも強くなるため、寝床に入って眠ろうとしてもなかなか眠れません。

この時間帯が入眠禁止ゾーンです。

 

眠りにつくためには、事前に体の準備が整う必要があり、眠たくないのに無理に眠ろうとするのはねかえってよくない結果を招きます。これはとても重要なポイントです。

良い睡眠をとるために、規則正しい生活が必要ですね。

 

 

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