身体の変化をみる脉診(みゃくしん)
東洋医学で、身体のバランスをみるのに脈をみます。
当院の所属している勉強会、東洋はり医学会会員は、脉診流(みゃくしんりゅう)を名乗っております。では、脈だけですべてが分かるかというと、なかなか難しいところがあります。本部例会、足立支部例会でも毎回議論になるところです。そこで、問診・腹診などを組み合わせ肝虚・腎虚などと証(あかし)を決めます。それでもまだ難しいので、より精度を上げたいと皮膚を触る『切経診断(せっけいしん)』を開発し出版したグループもいます。
この技術を身に着けることは、奥が深くライフワークになりそうですね。京都に在住していたK先生は、父から「いつまで東京に研修にいくのだ」「死ぬまでです」と答え数年前になくなられたという、エピソードもあります。
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