どのくらいで治るの
来院される患者さんの一番知りたいこと。それは、今回で治るのか。あと何回くれば治るのか。治らないのかを知りたいとのです。
ところが、これがなかなか難しいのです。なぜかいといいますと、たとえば、不眠症を治療したいと来院したとします。まず問診で、寝つきが悪いのか、途中覚醒があるのか。早朝目が覚めてしまうのか。病院に行って薬の服用しているのか。どのくらいの期間く服用しているのか。不眠になった原因があるのか。なるべく詳しく聞きたいのです。しかし、患者さんは、現在の状況をすべて詳しく短時間に説明することはかなり難しいことです。また、はじめから、不眠のきっかけについて語りにくいところもあります。
色々な症状について、分かりやすいものからのべていきます。
逆子については、5回来ていただいております。27週から33週の妊婦さんについて、7割程度の確率で治ります。へその緒、骨盤の状態などで3割程度は逆子で生まれることになります。
ぎっくり腰については、年齢の若い方であれば、1回~3回で治ることが多いです。
小児の夜泣き疳の虫については、5回~10回で治る方が多いです。
不眠症・不妊症・冷え性・月経痛などの慢性病については、体質を改善する必要があることから、20回程度来ていただくことになります。変化を感じるまでに、早い方でも、5回~10回はかかります。そして、3か月~1年くらいかけてじっくりと体質改善をしていく必要があります。
以上、一般的なことを述べてきました。人の体は影響の受けやすい方、そうでない方、老若男女など個人差が大きく、「生理が来ない」といわれていた患者さんでも数回で治ったこともあります。
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