はりの神様に見守られた研修

10月2日(日)東京一橋の日本教育会館で東洋はり医学会本部会の例会がありました。

例会終了後、研究部、脉状班20名がはりの神様として知られている両国の江島杉山神社内の杉山和一記念館講堂において午後6時~8時30分まで証決定(脈状・腹診・切診)について実技を行われました。

その後、場所を両国駅前の高級な飲み屋さん?に移動し懇親会が行われました。

翌3日(月)は、新たに2名の参加があり午前9時から午後5時まで、同講堂で刺鍼修練、模擬患者に対する小里方式などがあり、リーダーのS先生の熱意、参加者たちの熱意が相乗効果を表し、実り多い研修でした。

ご存知の方も多いと思われますが、杉山和一は、5代状軍綱吉の病を治したことで功績を認められ、「何かほしいものがないか」「目を一つお願いします」「目をやるわけにはいかないが1つ目に屋敷をつかわそう」といったエピソードも伝わっております。和一検校は、日本独特のやさしいはりの技術である、『管鍼法(かんしんほう)』を考案し、はり・あん摩技術の取得教育を主眼とした、世界初の視覚障害教育施設『杉山流鍼治導引稽古所』を開設し、はりの神様としてまつられております。

 

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