はりきゅうの治療方法
はりきゅうの治療方法には、西洋医学的な治療方法と東洋医学的な治療方法があります。
東洋医学的な治療方法には、大きく分けて、中医学的(ちゅういがく)な治療方法と日本的な経絡(けいらく)治療に分かれています。当院は、経絡治療の研修を行う「東洋はり医学会」で研鑽を行っております。
本治法 (ほんちほう) と 標治法 (ひょうちほう)
東洋医学の治療法は、この二つの方法を用います。
① 本治法
身体のバランスを整えることをことを目的とします。バランスの崩れを整えると、本来の自然治癒力が高まります。経絡治療をおこなうはりきゅう師がもっとも大切にする技術です。どの経絡のバランスが乱れているかを診(み)るために、脉・お腹を診させていただいております。
② 標治法
標治法は、患部の症状に応じて行う治療法で、痛むのであれば、痛みを抑える。腫れているのであれば、腫れをひかせるなどです。
標治法で痛みがとれても、本治法をしなければ、バランスが崩れたままですから、同じ痛みが出たり、別の症状が出てくる場合もあります。
西洋医学的に原因が特定出来ない不定詞有訴などの症状でも、本治法が効果的に働きます。
この投稿へのトラックバック
トラックバックはありません。
- トラックバック URL
この投稿へのコメント