不眠症って？
- なかなか寝付けない。
- 睡眠時間が十分でない。
- 睡眠が浅く寝た気がしない。
- 夜中に目が覚めてそれから眠れない
- 昼間に眠くなる
などといった症状が不眠症です。 原因として、職場での上司、同僚、部下とのトラブル。家庭でうまくいかない。財産分与のいざこざ。単身赴任や引越し、転職して新しい職場に務めるなど環境が大きく変化することなどから起きている方もいます。
当院での治療法
寝つきが悪いのは、脾、寝たような気がしないのは腎、夜中に目が覚めるのは肝で問題がおきていると捉えます。皮膚の色、お腹のはり具合、つや、脈などから、どの経絡に気血が不足しているか、多すぎるかを判定し、はりをします。自己回復力を高め不眠症を根本から直す力がだんだんと強くなっていきます。
根本的な部分の治療と同時に、すぐに直接不眠症に効く、「失眠」というツボと、不眠症の方は後頭部が凝っている方が多いので、はりを数本置鍼します。失眠症状に応じて、5壮～15壮お灸をします。当院のお灸はうとうとしてしまう人も多い、とても気持ちの良いものですので、不眠が続いてお疲れの方にもとてもお薦めです。
どんな効果があるの？すぐ効くの？
体質、症状の具合、これまでにどれだけ睡眠薬を使用したかなどによって、効果の表れ方は異なります。早い方は、5～6回から効果が表れる方もいます。
睡眠薬などを服用している方については、変化が表れ始めると、主治医と相談して薬の量を徐々に減らしてもらうことが大切です。最初から、減薬のプログラムを持っている病院にかかることも大切です。
不眠症の治療は、体質を変えていく必要があることから、週一回で、5ヶ月以上は通っていただきたいと思います。また、治っても健康維持のために、月1回は通院されることをお勧めします。